Amazon Dash Buttonをいじってみてわかったこと
前回までの記事で、Amazon Dash ButtonでAmazonで買い物できるようにした(笑)わけなんですけど、その過程でわかったこと。
できることが少ない!!
Dash Buttonいじってネットワークと接続するボタンとして使うなんて記事は、検索すると沢山でてきます。
で、私もそれを見ていじってみたわけなんですが、、超単純な使い方しかできないんですね。
当初は、
①ぽちっ(1回押し)
②ぽちぽちっ(2回押し)
③ぽちーーっ(長押し
とか、押すパターンによって複数の入力を使い分けられるはずだから、複数の入力に対して、PC側で色々処理して遊ぶプログラムを書きたいと思ってたんです。
3種類も入力あれば、色々可能性が広がるなと。
ところがですよ、DashButtonをハックしても、1回の入力しか認識できないんですね。
1回押しと2回連続押しの区別ができない。
なぜかというと。
ボタン側の処理の流れとしては、
①1回押すとボタンからARPパケットを飛ばす
②ボタンのMAC ADDRESSに対応した商品が登録されていないから、購入処理エラー
※②の処理中(10秒くらい)はボタンの入力受けつけない。
となるわけで、ハックといっても①のパケットをきっかけに、なにかアクションを起こさせるのがせいぜいなんですね。
((もっと深い階層をいじればなんとかなるのかもしれませんが、、私のレベルではたどり着けない。。。))
つまり、
Dash Button = ただの無線接続のエンターキー
なわけ。しかも連打不可。
思った以上に色々できないけど、ここまで調べたからなにかにやりたい、、ということで、前回の記事のネタをやってみたというわけでした。
ちなみに、、DashButtonにこだわらなければ、IoTのボタンって他にありまして。
AWS IoTボタンというのがあります。
名前からも分かる通り、DashButtonと同じくAmazonから発売されていて、最初からIoT用として用意されたボタン。で、様々な入力パターンを受け付けられるみたい。
ただし、残念ながら米国内でしか使えないとのこと。日本での技適をとってないからみたい。
後は日本で使えるボタンとして、SONYが出しているMESHというのが有名らしいですね。
こちらについては、、調べてるうちに気づいたら買っていました!
ということで、最近コイツを触ってます。
何かしら作って、また別の記事で書きますね!